マンション売却

【マンション売却】一括査定は本当に意味があるのか?【前半】

査定であって、査定ではない!

マンションを売るとき、今はインターネットで一括査定というのがある。

この「査定」に対して、あなたはどういうイメージを持っているだろうか?

「査定」という言葉を改めて定義したい訳ではないが、きっと多くの人が抱くイメージは、

「買ってもらえる金額、実際に取引可能な金額」

と考えているのではないだろうか?

車や時計を売るとき、査定をしてもらって売るだろう。

その時、提示される査定額は、「買い取ってもらえることが確実な金額」だろう。

そう、「買い取ってもらえる金額」だから、その金額で売ろうか売るまいか判断するのである。

もっと言うと、「実際に買い取ってもらえる金額」だから、その金額で売ろうか売るまいか判断できるのである。

ただ、不動産の査定だけ、ちょっと違うのである。

これは多くの人が気付いていないので声を大にして伝えたい。

流れとしてはこうだ。

不動産会社数社の一括査定を取って、その中から一社を選んで売却を依頼するというものだ。

この査定額は、

「買い取ってもらえることが確実な金額」ではない。

 

不動産会社が提示してきた査定額は、

「この金額だったら売れるかもしれない価格」

なのだ。

「売れるかどうか分からない価格」の査定書を数社分取って、間違いのない1社を選ぶことが、あなたにできるのだろうか?

数社の査定を取って一社を選ぶ必要はない!

マンションを売ろうと思って、不動産会社の査定を数社分取る・・・

そして、その内の1社を選んで、そこに売却の依頼をする。

不動産の売買は一生のうち、そう何回も経験するものではない。

そんな人達が、数社分の査定を取ったからと言って、どの会社が適正かどうか・・果たして本当に分かるのだろうか?

そして、一番の疑問は、、

なぜ、一社に絞らなければいけないのか?

なぜ、一社を選択しなければならないのか?

コレ、本当に不思議で仕方がありません。

私は不動産業界に15年以上いるが、不思議なことがいくつもある。

この一括査定サイトのサービスはその内のひとつだ。

「売れるかもしれない査定」を数社の不動産会社から取得するのであれば、、、

その数社に、

同時に、

販売で動いてもらえば良い。

当然、一社でも多くの不動産会社が販売で動いた方が、より多くの購入検討者にアプローチできることになる。

物件を売りたい所有者であれば、

「より多くの購入検討者にアプローチして欲しい」

と願うのは当然だろう。

ではなぜ、所有者の意に反することがまかり通っているのか?

なぜ、不動産会社は、

「一番信頼できるところに頼みましょう!」

と主張しているか?

それは、自社の利益を一番に考えているからに他ならないのだ。