マンション購入

歳を取ると賃貸住宅は借りられない‼

なぜ歳を取ると、賃貸住宅が借りられないのだろうか?

賃貸住宅は、オーナーに主導権があるのだ。

知っているだろうか?

オーナーは

「高齢者には入居して欲しくない」

と思っていることを‼

オーナーが最も恐れているのは、

入居者の孤独死だ。

孤独死を避けるため高齢者には、入居して欲しくないと考えているのだ。

では、このような状況は、これからの高齢化社会で無くなってくるだろうか?

一緒に考えようではないか?

まずは、この表を頭に叩き込んで欲しい。

【参考資料】内閣府:令和元年版高齢社会白書 https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-019/zenbun/pdf/1s1s_01.pdf

高齢化率とは、65歳以上の人口割合のことだ。

2020年、高齢化率は28.9%

2050年、高齢化率は37.7%

30年後は10人に4人が65歳以上になる。

10人に4人が65歳以上になるからといって、オーナーが積極的に65歳以上の人を入居させるだろうか?

オーナー向けの保険として、「入居者が孤独死した場合」に対する保険商品がある。

保証内容は、原状回復費用と家賃保証の2つ。

原状回復とは、貸せる状態に部屋を工事すること。

家賃保証は12ヶ月が上限の商品が多い。

こんなことを言う人がいる。

「孤独死の保険もあるから、オーナーが高齢者を積極的に入居させるんじゃない?!」

はっきり言おう。

これくらいの保証内容の保険で、高齢者を積極的に入居してもらおうと考えるオーナーはいない‼

なぜなら、賃貸経営で最も大切なのは賃料だからだ。

孤独死されたら家賃は半額になる。

孤独死の場合、家賃を半額にしても決まらないケースもある。

オーナーが最も嫌がるのは、賃料が下がることだ。

賃料を守るために孤独死は避けたい。

この程度の保険で、賃料が下がることを選択するだろうか?

もし高齢化社会だからといって、

「孤独死の保険」を利用し、積極的に高齢者を入居させるオーナーがいるとしたら、

賃貸経営がまったく分かっていない。

説明しよう。

30戸の賃貸マンションがあったとしよう。

家賃:10万/月/戸

家賃:300万/月(3,600万/年)

例えば、内15戸が孤独死となり家賃を半額にした場合

家賃:10万/月/15戸=150万

家賃:5万/月/15戸=75万

家賃:225万/月(2,700万/年)

家賃収入の差は、900万/年となる。

家賃収入が年間900万も下がったら完全な赤字経営になる。

孤独死が増えると、賃貸経営が成り立たなくなる。

「孤独死の保険」があるからといって、高齢者を積極的に入れるオーナーはいない。

30年後の2050年でも、人口の半分以上は64歳以下だ。

オーナーは、「何とかして64歳以下に入居してもらおう」と動くだろう。

あなたがオーナーだったらどうするだろうか?

きっと同じ行動を取るのではないか?

オーナーは、

高齢者に入居してもらうにしても、

高齢者の中でも若い年齢に入って欲しいと考える。

高齢化社会が進むからといって、賃貸オーナーが高齢者を歓迎する風潮になると想定するのは浅はかすぎる。

【まとめ】

歳を取った65歳以上で、希望する賃貸住宅に入るのは非常に難しい。

まぁ、こだわりを捨てて希望条件を下げれば、入居できる住宅はあるだろう。

30年後に賃貸オーナーが、高齢者を積極的に入居させる根拠・データは一切ない。